§1§ 受付・入村手続き
1 まず、管理棟へ
キャンプ村の入口に着くと、大きな案内板が2個あります。その案内板の横に管理等へ行く坂道があり、とにかく、下まで進んでください。大きな広場のような駐車場があり、管理棟があります。
2 入村手続き
①利用年月日 |
②利用施設 |
③貸し出し毛布の必要枚数 |
④貸し出し炊事セットの必要数 |
⑤利用人数 |
⑥利用者(代表)の住所と氏名 外国人はパスポート番号 |
⑦持参の携帯電話番号など |
受付するときに予約番号を告げてださい。
次に、施設利用申請書を書きます。(記入に必要な項目右のとおり)
ここで、管理人は利用施設を割り振って使用するバンガローまたはテントサイトをご案内(地図で指し示し)します。つづいて、料金と頂き引き換えにバンガローのカギをお渡します。連泊の方も利用料金は前受けです。
レシートをお渡しします。ご要望があれば領収書を発行します。レシートはお帰りまで持って置いてください。また、バンガローのカギをなくすと有償なので、責任所が保管して下さい。
お困り事や、不明なことがあればご遠慮なくお尋ねください。どんなことでもお力になろうと考えています。
§2§ 持って来る物 (初めてキャンプをする方のために)
1 貴重品

①現金(2か所以上に分離して)
②クレジットカード,③運転免許証、④健康保険証
⑤お薬(常用お薬に加え、虫よけスプレー、かゆみ止め、カットバンなど)
⑥連絡先メモなど
⑦携帯電話とチャジャー
⑧身の回り品(メガネなど)
2 衣類・寝具類
常識的なものは除き、特に注意すべき物のみ

①川遊び用スニーカー(はだしでの川遊びは危険)
②夏場には麦わら帽子(あった方がよい)
③春と秋は毛織の下着
④川や原っぱで座る簡単な敷物(大きな敷物はかえってお荷物、頭に
かぶれば日よけ、お尻に敷けば座布団くらいが適当
⑤小さなお子様のいる場合はお昼寝布団があればベスト、車に入る
ならば大人の布団持ち込みも可能(夏場は不要)
⑥連泊の方は洗濯洗剤(自由に使える洗濯機があります)
3 食量品
主食、副食、嗜好品などのほか特に注意すべきことのみ
①バーベキュー材料やカレー材料などはお好みのメニューに依るので省略
②忘れ物で多いのは、塩、コショウ、油、からし、香味野菜(生姜、ネギなど)
③思いがけず不足を来たしやすいものは、お菓子類、アルコール飲料、たばこなどです。
④是非欲しい予備食品は、カップヌードルや袋ラーメンです。取りあえず人数×2食程度の予備食量があれば安心です
4 調理道具・食器
①鍋、フライパン、包丁、まな板などを持参していただくと、経費の節約になります。
車への積み込みや持ち帰りが厄介な方は、キャンプ村に炊事道具の貸し出し(有料)があります。
②炊事棟にあるBBQの焼き網や炉などの使用はは無料です。
③貸し出しの炊事セットは、青少年の野外活動用でナイフ・フォークなど洋食向きです。お酒や
ビールを飲むために余分の紙コップや紙皿を、また、余分の割り箸の持参をお勧めします。
5 あれば便利なもの

①レジ袋、②キチンタオル、③万能干しネット、④ロープ(ナイロンロープで充分)、⑤洗濯バサミ、⑥カッターナイフ、などなどです。
§3§ 食品調達
1 近くにお店が無い
キャンプ村の近くには、お酒を売っているお店も、お肉を売っているお店もありません。
2 お車でお越しの方は
出発前に食材を仕入れて、生ものはクーラーボックスか発泡スロールの箱に保冷剤と共に収納して持参するのが
一番のお勧めです。
キャンプ村では、保冷剤再冷凍のサービスが出来ます。また、食用可能な氷も販売しています。
いづれにしてもキャンプに到着してから買い物に出るのは止めた方がいいです。田舎のお店の閉店時間は早いし、不案内な土地で大切な時間の 大幅ロスになります。
3 道中で食料品などを調達するには

キャンプ村に来る途中で生鮮魚肉や野菜、または、多少のキャンプ用品や雑貨を仕入れるのに一番便利な商店街は右図のとおりです。
ここは「フリースポット」を略して「フレスポ」と呼ばれ、大型(この町では)スーパー(デイリーマートという店があります)、お薬屋さん、衣料品店、ホームセンター、ガソリン スタンドなどのお店があります。
JR阿波池田駅やバスターミナルが近いこと、お店の中にATMがあること、駐車場が広いことなど、なかなか便利なスポットです
このほか、道中にはセブンイレブンやローソンなどのコンビニが2~3店あります。カーナビやスマホで検索してみてください。
§4§ 川遊び
1 大人も子供も河童(カッパ)になって
食料も調達できた。バンガローやテントの手配も済んだ。
さぁ、これから思い切り遊びましょう。大自然と一体になって祖谷渓谷の流れに身を任せましょう。
夏場には毎日こんな風景が繰りひろげられています。
この画像は、キャンプ村管理棟のすぐ前の祖谷川です。管理棟前の駐車場の端から川辺までは遊歩道があり、徒歩で約1分~2分の距離です。
祖谷川にはお客様がいなくなると、猿やカモシカが水を飲みに来るだけで、皆様が川に入ればもう地球を借り切った気分になれること請け合いです。

泳げる場所は、川床が砂地で上流に向かって深くなる(溺れても浅い方に流される)流れの緩やかな、幼児やぎが得意でない人向けのスポット、ごろ石はあるけど瀬(急流)あり渕(よどみ)ありの中級者向けのスポット、急深で数mの断崖に囲まれたダイビングに最適なスポットなど多彩です。
お魚釣りはよほど名人でなければ無理です。上右の画像は夜スタッフが仕掛けておいたのです。 最近ではそれもなかなか難しいです。なお、鮎、アナゴ、うなぎなどを狙う時は「吉野川上流漁業協同組合いの「遊漁許可証」を購入しなければなりません。
川遊びは泳が出来なくても、水辺を散策して野山をめでるだけでも長生き出来ます。また、河原には「阿波の青石」といって学術的にも貴重な大小の美しい石が転んでいます。地元の人は形の良いものを漬け物石に、遠くから見えた方はペーパーウエイトにと拾っています。
2 川遊び注意
祖谷川はキャンプ村の施設ではありません。
こんな美しい自然は言わば「公共材」です。汚さないように、皆様が気持ち良く遊べるように努めましょう。
水の中でも外でも、スニーカーを履くなど安全に気を付けてください。川底はよく滑ります。素足は厳禁、スリッパもお勧めできません。(怪我をした先人の経験からの指摘です)
夏場は帽子が必携です。UVケァもお好みで施してください。8月下旬以降はアブが出ることがあります、蚊やアブ対策に「カユイカユイ止め」の塗り薬や虫よけスプレーがありば万全です。
3 四季に姿を変えて
左3枚は吉野川本流、右2枚は人を寄せ付けぬ祖谷川
吉野川本流には大きな「鯉」が泳いでいるのが見えます。でもこれは空を泳いでいる「鯉」。春の日の一コマです。
次は吉野川本流の遊覧船。この辺り一帯はジオパーク(地球科学的な価値を持つ遺産の公園)なのです。それを折り込んだ船頭さんのガイドの巧いことは絶賛ものです。お年寄りから子供まで楽しめます。
右2枚は荒れ狂う祖谷川と物音一つしない祖谷川、それだけに美しいのですが、いずれも人を寄せ付けません。
§5§ 花 火
花火は夏の風物詩
夜空一杯に広がる打ち上げ花火。縁台で楽しむ情緒あるススキ花火。忘れられない夏の夜の風情です
花火をする人とお約束
① 花火をする場所は、管理棟横の駐車場にベンチで区切って用意しています。その場所以外では禁止です。
② 音が出る花火は午後10時までに済ませてください。
③ 花火カスは管理人が用意するバケツに水を入れずにすててください。
④ 複数のティームが花火をするときは、場所を譲り合ってたください。ルールは小さい子供優先です。
§6§ キャンプファイヤー
こんな山奥のキャンプ村で
小さなかがり火を囲んで、或いは、大きな焚火を取り巻いて、飲み且つ歌い、友と話せばキット一生の思い出になるでしょう。


キャンプファイヤー場は1か所です。キャンプファイヤーをご希望の方は予約時に承ります。
費用は人数にかかわらず1回3000円です。少しの薪は用意していますが、川で流木などを拾って来て自活するのもまた楽しいもです。
§7§ バーベキュー
キャンプの定番料理、お待ちかねのBBQ
何と言っても一番のお楽しみはBBQ。モクモクと煙を出しての焼き肉はご家庭では出来ません。
どう言う訳か、祖谷渓谷キャン村のBBQは男性が良く立ち働き、野菜嫌いの子供たちもサツマイモや茄子、かぼちゃも大好きになるようです。
炊事棟利用マナー
ご挨拶をしましょう。【地の果ての他国で日本人と出合った】つもりで、後から入った方が「私○○です。よろしく」とご挨拶をしましょう。
先に来てすでに炭火を起している方は、後から来た人のに火種をあげてください。足らないものを融通しあうとか、様々に助け合って楽しいキャンプ生活にしましょう。
焼網の高さを加減して(燃えない物を台にするなど工夫して)お肉が焦げないようにするのも、テクニックの一つです。
参考:木炭3kgで5人が焼き肉をしながら飲む場合、1時間30分で使いきるのが目安です。一度に大量の木炭に火を付けるとお肉は焦げるし、早く使い切ってしまいます。
残り火に水をかけないでください。
生ごみは流し台の水切りで水を切り、レジ袋などに入れてから生ゴミよ用のゴミ箱へ、他のゴミは、缶、ペットボトル、燃えるゴミなどに分け、分類別ゴミ箱に捨ててください。
段ボール紙はかさ張るのでゴミ箱に入れないで、束ねて炊事棟の片隅に置いてください。
余った木炭を持ち帰らない場合は、捨てずに炊事棟に残して置いてください。
§8§ テント生活
本物のキャンプ生活はテントに限る
テントはいいけれど、持ち物は増えるし、展開などに手間はかかるし、雨の日は大変です。そうなのです。でも、その手間暇かけるのがアウトドアの醍醐味なのです。人それぞれのやり方で楽しむべし!

幼年・少年期には豪華ホテルよりも野外のテントで一夜をあかす方がよほど楽しいと見えます。
田舎に帰って来て庭にテントを張って喜んでいるのを時々見かけます。
でも、早春や晩秋のテント泊は要注意。経験あるベテランンは別として、初心者には寒さ対策が必須です。楽しみに来て風邪などにかかったらホントにお気の毒です。
寒い日、厚い日のテント泊は「How to」ものの解説書どおりには行かず、ほとんど「想定外」の連続です。
しかし、ご安心ください。祖谷渓谷キャンプ村では、初心者も安心して楽しいテント生活が出来るようお手伝いします。
キャンプ村に来る前にも、到着後にも、心配事やお困りごとはお気軽にご相談ください。